君が、好き。〈短編〉



私、ビックリしたんだよ。


追いかけて来てくれるなんて、思わなかったもん。


「〇〇まで?送る」



言って、ほしかった言葉をくれて、


「一緒なら怖くないだろ?」


って頭をなでてくれた。


頷いて、暗い道を二人で歩いた。


歩いてると中、自分の口癖のことや、


「ビビりなん?ギャップだな」


って笑ってくれたり。


優しくて、落ち着いて。


目的地までちゃんと送ってくれて、


「さみぃー!俺、帰るな?じゃぁ!」


って言って、


50m七秒の速さで帰っていった。