透明な世界



シューッ


黄色や緑色になり綺麗だった。


「美波ちゃんこれで最後だから一緒にやろう?」


そう言って線香花火を差し出された。


「いいよ!」


二人で線香花火をする。


「あっ!落ちちゃった・・・」


「あっ!俺のも・・・」


「これで花火も終わり・・・ってもうこんな時間!」


携帯を見ると10時を過ぎていた。


「美波ちゃん大丈夫?」