「美波ちゃん・・・」 「なぁに?」 「これ俺からのプレゼント!」 そう言って湊君が走っていった。 「ちょっと待ってよ!」 「早くおいでよ!」 早く早くと私を手招きする湊君。 私は湊君の方へ歩いて行った。 「ここの場所着たことないでしょ?危ないから気をつけてね?」 岩場を通るのは避けたかったけど、近道なんだよ!