出来ちゃった恋愛

信じてないわけじゃない。



でも始まりが始まりだから…。



キッチンに立ち、哺乳瓶を洗ってたら後ろから抱きしめられた…。



「ヤキモチ~?」

「やめて」

「カワイイなぁ、ユズは。超自慢しちゃった~」

「もうやめてってば!!悠都が見てる!!」

「だから?親が仲良くてなにが悪い」



サキにあたしの気持ちはわかんない…。



こんなんじゃ丸め込まれるよ…。



「今日どこ行く?」

「行かない」

「夜メシ食いに行こうよ」

「ヤダ。ってかマジでウザい」

「なんなの?キレんなら初めから行っていいなんて言うなよ」



ムカつくムカつくムカつく。



女いないって言ったのはサキじゃん。



「番号とか交換した?」

「してねぇよ」

「信じらんないんだもん!!」

「今まで俺のなにを見て来てそんなこと言えんの!?」

「頑張ってくれてるのはわかるけどそれとは別なんだよ!!」



なにが言いたいのか、どうしたいのか。



自分でもわからない…。