ごめんな、こっさん…。



今回ばかりは今日に肩入れしそうだ…。



だってまともだったし…。



「タメ?」

「後輩」

「見たことねぇな」

「サキがやめてから転校して来たヤツだし。まぁ、卒業前から何気に冗談っぽく口説いてはいたんだけどやっとって感じ?」



京がマジだなんてビビる…。



俺的には嬉しいけど。



「送んなくてよかったわけ?」

「バイト先が近くだから。彼氏でもねぇのにあんまり送られたりってのイヤっぽいし」

「へぇ~、京も落ち着いたってことか」

「お前ほどじゃねぇけどな」



だって僕は一児のパパですから。



昔より落ち着いてなきゃおかしいって。



「悠都、京にこんにちは」

「ゔぅぅぅ~…」



グズグズかよ…。



男しかいないから機嫌悪いんだろうか…。



「もっとデカくなったら悠都、俺と遊んでくれんのかな」

「京は大丈夫だろ~、悠都と精神年齢変わんねぇし!!」

「お前に言われたくねぇよ。今だに不倫のお誘い絶えないんスけどね~」



なんで京のとこに俺の不倫話しが来るんだよ…。