出来ちゃった恋愛

そりゃあ間違った対応はあるだろうけど、言われてみると成長だって人それぞれだよね。



「あたしが初めて食べたのって覚えてる?」

「じゃがいも」

「理由は?」

「簡単だったから…」



そう…ですか…。



『基本的にめんどくさいこと嫌いだしね』



なんていうママの血をガッツリ受け継いでるあたしは、頭の中で市販のベビーフードじゃダメなのかと思った。



だけどいちばん初めはママの手料理がいいかな?



帰りに買ったじゃがいも。



本を見ながら柔らかく茹でてお湯でドロドロになるまで延ばした。



「ただいま~」

「あっ、おかえり!!今から悠都君、初めてのご飯で~す」

「マジで?なに食わせんの?」

「コレ」

「…………マズそう」



本の通りだもん!!



それに味なんかつけなくていいみたいだし…。



サキに抱っこしてもらった悠都の口にじゃがいもを運んでみた。



「なんでサキまで口開いてんの…?」

「えっ?な、なんでだろ…。ってかユズもじゃん!!」

「なにコレ…」



あたしも勝手に口が開いてしまう…。