実家を出てから高速に乗るまで、ユズは何度携帯を開いたことか…。
「やめて、それ。なんかイラつく」
「心配じゃないの?」
「心配してどうにかなんの?行くって決めたのはユズだろ」
「だけどいざ離れてみると…」
俺なんか毎日離れてる。
24時間一緒にいるユズと、たまにしか世話しない俺の差かもしれないけど…。
まず雰囲気が悪い。
「俺といんのに悠のことしか頭にねぇのな」
「そんなことないし!!今日はあたしも楽しみだったから…」
「じゃあ笑えば?そんな顔のユズと一緒にいたってつまんねぇよ」
「心配なんだもん…」
「じゃあ帰る?悠都のそばにいてぇなら初めから行くとか言うなよ!!」
不満が溜まりすぎてたのか、我慢が限界だったのか…。
久しぶりにデートらしいことしてんのに…。
「ごめん、サキ…」
「このままならケンカになるよな…。行くのやめっか…」
「ヤダ!!行くん…だよ…」
母親って大変そうだ。
「やめて、それ。なんかイラつく」
「心配じゃないの?」
「心配してどうにかなんの?行くって決めたのはユズだろ」
「だけどいざ離れてみると…」
俺なんか毎日離れてる。
24時間一緒にいるユズと、たまにしか世話しない俺の差かもしれないけど…。
まず雰囲気が悪い。
「俺といんのに悠のことしか頭にねぇのな」
「そんなことないし!!今日はあたしも楽しみだったから…」
「じゃあ笑えば?そんな顔のユズと一緒にいたってつまんねぇよ」
「心配なんだもん…」
「じゃあ帰る?悠都のそばにいてぇなら初めから行くとか言うなよ!!」
不満が溜まりすぎてたのか、我慢が限界だったのか…。
久しぶりにデートらしいことしてんのに…。
「ごめん、サキ…」
「このままならケンカになるよな…。行くのやめっか…」
「ヤダ!!行くん…だよ…」
母親って大変そうだ。


