いつもよりうるさいのが心地いいのか、悠都は珍しく勝手に眠ってくれた。
「こっさんも料理くらい作れなきゃ嫁に行けねぇよ?」
「あたし、旦那に作ってもらうからいいの」
「どんだけお姫様だよ」
「京こそそんな憎たらしい性格じゃ一生結婚できないんじゃないの?なんならあたしがもらってあげようか?」
「じゃあ俺らも結婚してみる?咲都とユズみたいに。100%冗談だけど」
「こっちから願い下げだから」
こっさん、素直じゃないなぁ…。
あんまり口出すのもこっさんのためにならなそうだから言わないけど。
「あっ、咲都、預かりもの~」
「なに?」
「ラブレターっス」
「ラブ!?マジか!!モテるって罪っスね!!」
「ユズが超睨んでっけどな!!」
喜んでんじゃねぇよバカサキ!!
一緒に読ませてもらったラブレター。
『結婚したと聞きましたが、咲都先輩が忘れられずに手紙を書きました。ただ気持ちを伝えたかっただけなので読んだら捨ててください』
はい、即座に廃棄っ!!
「こっさんも料理くらい作れなきゃ嫁に行けねぇよ?」
「あたし、旦那に作ってもらうからいいの」
「どんだけお姫様だよ」
「京こそそんな憎たらしい性格じゃ一生結婚できないんじゃないの?なんならあたしがもらってあげようか?」
「じゃあ俺らも結婚してみる?咲都とユズみたいに。100%冗談だけど」
「こっちから願い下げだから」
こっさん、素直じゃないなぁ…。
あんまり口出すのもこっさんのためにならなそうだから言わないけど。
「あっ、咲都、預かりもの~」
「なに?」
「ラブレターっス」
「ラブ!?マジか!!モテるって罪っスね!!」
「ユズが超睨んでっけどな!!」
喜んでんじゃねぇよバカサキ!!
一緒に読ませてもらったラブレター。
『結婚したと聞きましたが、咲都先輩が忘れられずに手紙を書きました。ただ気持ちを伝えたかっただけなので読んだら捨ててください』
はい、即座に廃棄っ!!


