出来ちゃった恋愛

その後に京が帰って来て、夕方、早めにサキが帰宅した。



今日はみんなで鍋パーティ!!



「先に悠都お風呂いれてよ」

「えっ?マジで?今飲もうと思ったのに…」

「ほら、早く入って!!」

「じゃあ呼んだら連れて来て~」



サキがいる時は一緒に大きなバスタブに入るようになった。



サキは温いといいつつも、適温まで下げてくれるし。



できれば隠してもらいたい部分を隠しもせずにあたしを呼ぶ…。



「悠都~!!いいよ~!!」

「悠ちゃんお風呂だ~い。泣かないでね?」



サキに悠都を渡すとビクッとしながらお湯に浸かる。



初めはビックリするから大きいガーゼに包んだまま入れる。



後は気持ちよさそうなのでパパにお任せです。



「本当にちゃんとやってんだな…」

「まぁあたしとサキしかいないから仕方ないよね。ってか『仕方ない』ってより、『してあげたい』って感じ?」

「ユズがママになってんだけど…」

「これでも親ですから」



偉そうなこと言えないけど。