出来ちゃった恋愛

夜は天理さんの店でわけがわからなくなるくらいのパーティ…。



いつもの常連さん達とクリスマスを祝うって…。



こっちはもうヘットヘト…。



ショップもバーも休みだからと張り切ってしまった俺がいて…。



「天理さん、5時ですね…」

「やっと帰ったな」

「嫁とケンカコースかも…」

「だから帰っていいって言ったじゃん」

「あんな人数天理さんひとりで捌けんスか?」

「ん~、ムリ。助かったよサキちゃん」

「じゃ、お疲れで~す…」

「待て待て!!少し待ってな」



そう言われて店内で30分も待たされた…。



帰ったらユズが起きてそう…。



「これ、俺からの詫び」

「えっ!?なんスか…?」

「まぁ家に帰ったら開けて。でさ、いいこと教えてやる。ここの場所行って俺の名前出せば売ってくれるから。カギは常に空いてる」



渡された地図…。



なにを売ってもらうと?



まぁとにかく行ってみるか…。




車を走らせて着いたのは…。