出来ちゃった恋愛

玄関を開けたらチェーンが見事にかかってて…。



「ゆ、ユズちゃん?」

「話すことないから。帰って来なくていいし」

「マジでごめんって!!掃除終わってホッとしたら朝になってた…」

「起きたらいないんだもん!!サキのこと信用してるあたしがバカみたい!!」



でも俺だって疲れてて…。



ひでぇ扱いだな。



「とにかく開けろって」

「…………」



無言でチェーンを外したユズは涙目だった。



俺だけが悪いのか?



「着替える」

「なに…してたの…」

「だから働いた後に寝たっつってんだろ」

「不安なんだけど…」

「なにソレ、疑ってんの?そんなに疑うなら天理さんに聞けよ」

「聞けるわけないじゃん!!サキがなにしてたってあたしにはわかんないのに…」



頭にきた。



バイト着姿で帰って来て、それでも信用がないって…。



帰らなかったのは悪いと思うけど。



「洗っといて。じゃあ俺ショップ行くから」

「ちょっと待ってよ!!」

「これ以上話すことねぇよ」



ムカつく…。