出来ちゃった恋愛

お昼を過ぎた頃、サキが後片付けに追われてた時になったインターホン。



「俺出るよ」

「長谷川さんじゃない?」



サキが家に招き入れたのはやっぱり長谷川さん。



袋にたくさん入った読み切りのコミックを持ってきてくれた。



「サキ、長谷川さんにコーヒー」

「ん、ユズは?」

「リンゴジュース!!」



長谷川さんが向かいのソファーに座りニヤニヤしてる。



出たよ、この奥さん…。



「やっぱりイケメンだよね。ショップ店員とかやっててモテないの?」

「サキ、店でモテんの?」



苦笑いのサキ。



インスタントコーヒーを入れながら居心地が悪そうだ。



「バーの方ではたまに声かけられるかな…」

「着いて行ったら性転換ね」

「わかってるってば…。はい、長谷川さん。ケーキ食います?」



頷いた長谷川さんにさっき買ってきたロールケーキを出したサキを見て感心してる…。



サキってやっぱりなんでもできる…。



バカだけど。