『ごめん…帰る…。』



「おい、待てよ!!」





湖斗は私の手を掴んだ。





『離してよ!!』


「何で、こんなことをしたんだよ!」



『…』







バシッ!!




私は湖斗の手を振り解いて

湖斗の家を出た。