入って来たのは男三人

だけどその中でも取り入って目立ってたのは左側の男。目はぱっちり二重でだけど髪は無造作にワックスを掻けてて髪を遊ばせてる軽い男みたいな奴

こーゆう奴ほど関わったら録な事なさそうだな

「あーじゃあ自己紹介してくれ」

担任に言われて入って来た男達は自己紹介をし始めた。


二人の自己紹介が終わって残るはアイツ一人となった。

「酒井勇気(サカイ ユウキ)です半年という長い期間ですけどよろしくな」


バチッ


ふとその時アイツと目が合った。私は直ぐに目を逸らし窓の外を見た

「なんで目とか合っちゃうかなぁ」

私はいきなり目とか合うのが苦手。どうやって態度をとっていいか分からなくなるから

「あーじゃあ自己紹介も終ったしこれといった用事もないからホームルームは終わり教育実習生の奴らは俺と職員室来いな」

そう言って担任と教育実習生の奴らは職員室に向かったそれと同時に教室がざわめきだした

「ちょっマジで酒井先生かっこよくない!?」

「あのルックスはヤバいよねーあたし酒井先生と付き合いたぁい」

「あたし酒井先生とメアド交換したぁい」

とかなんとかアイツの話題で持ち切りだ
てかアイツとは距離置いとこなんか苦手だし関わったら録な事なさそうだし

「小百っ!!」

ビクッ!!

私はビックリしたけど声が聞こえた方に振り向いた

「なっなんだ咲じゃん」

私は咲だと知って安心した

「あっビックリさせた?ごめんごめんてか酒井先生かっこいいよね〜あれはヤバイはマジで」

キタキタ言うと思ったよ。まぁあれだけかっこよければ話題にはなるわな

「んーそうだねー」

私は在り来りな返事をしたなんか長くなりそうだしこのままじゃ休み時間中アイツの話しになる

「もー小百はいつもこうなんだから!!小百は酒井先生かっこいいと思わないの?」

「そりゃ〜かっこいいとは思うけど私はあの男とは関わりたくない」

てか第一苦手だし・・・

「あららら残念っその関わりたくない男とは一時間目から会うよ」

「はっ?なんで?」

そんな話し聞いた覚えないんだけど