朝飯を食べたあと、 言われた通り、 土方の部屋に行った。 つい、勢いよく襖を開けてしまい 大きな音をたてた。 「…おっと」 「潔の良い登場の仕方だなあ」 部屋には 土方合わせて、6人いた。 「…なんだ?」 「まあまあ、柚子くん。 座りなさい」 土方の隣に座っている人が言った。 たしか ……近藤勇 言われたとおり 畳に正座する。 「まあ、自己紹介をしようかな」 「─はあ?」