「なに…?」 なにって… 「ご飯だよ。 私もう食べてるけど…陽希呼べって言われた。」 「今行くよ。」 ゲームをしていた陽希は電源を切った。 今日来てた子の名前聞こうかな… 「ね、ねぇ陽希。 今日本読んでた男の子って名前何て言うの…?」 一瞬、陽希がピクッと動いた。 「なんで…?」 あ、あれ… 陽希ってこんなに声低かったっけ……?