私の彼氏は小学生!?





なに今の……


それは誰に対していってんの…




心の中で呟いた。



戻ろうかと思ったけど、もう近くまで来たから…




「和泉さん…?」




わざと、知らないフリを醸し出す俺。




俺の方を向くと、驚いた様子が伺える。




「絢斗君っ!」




俺の名前を呼ぶ和泉さん。




もっと呼んで…

そういいたくなる…

でも言えないから…俺は別の話をだす。




「久しぶりです、今日は遊びですか?」



和泉さんの前では、可愛くて純粋な小学生を演じる。



そんな事…



あり得ないけど…



特に純粋なんて…