そう私に言うのは、本を読んでいた可愛い子。 や、やば… 目くりくり…二重だしッ!! 「だ、大丈夫っ…」 「ならよかったです。」 そう言うとまた本を読み始めた。 か、可愛いし優しい……サイコーッ!! 「姉ちゃん…っ早く自分の部屋行って…」 弟にこんな事言われるとちょっと沈む… 「はぁい…」 「俺もお姉さんの部屋いかせてもらおうかな…。」 そう言ったのは本を読んでいた子。 「な、なんで絢斗までいくんだよっ…」 「つまんないんだもん」 陽希は一体何に対してこんなに必死なんだろうか…。