絢斗Sied 「もう絢斗ってば遅すぎ!」 半ば無理矢理だろ… 誘ったの… 俺が了承しただけ十分だと思えよ。 「ごめん麗那…」 俺が謝ると麗那はブツブツ呟いていた。 でも別に興味ないから特に聞こうとしなかった。 「じゃあ行こっ!」 ぎゅっ 手を繋がれる俺。 あーやだやだ… 俺、こういう女嫌い… 俺達は映画館の中へと向かった。