「なんか凄いねあの男の子…」 早河君が私に突然言ってくる。 しゃべり方からしてわかるよね…っ…… 「うん…私の弟とは比べもんになんない…」 「まぁまぁ… よし、そろそろ始まるし行こっか蓬さん。」 そう言うと、私達は上映される室内へと向かった。