「いえいえ…ってあれ…この子は……」
絢斗君を見て、誰?と言うような顔をする早河君。
私が説明しようとしたけど……
「俺は、井澤 絢斗って言います。
和泉さんの弟の陽希の同級生なんです。
たまたま和泉さんを見つけたので声をかけて見ました。」
凄く丁寧に、綺麗に喋る絢斗君。
「なんか…頭よさそうっ…」
早河君は絢斗君の説明を聞いての第一声が今の言葉。
「ありがとうございます。
では俺はこれで…」
ペコッと頭を下げた絢斗。
「うん、バイバイっ!」
和泉は絢斗に手を振った。
絢斗もそれに振り返した。
一瞬…
絢斗が梓を睨むように見た事は誰も知らない…

