早河君じゃないか…っ…
「私はお邪魔かしら、梓~っ?」
あ…結構早河君と菖って親しいのかな…?
「うん、菖邪魔だなぁ?」
や、優しいって聞いてたのですが…。
何ですかこのどす黒さ……。
「梓ってば好きな子目の前にその性格出すのはやめなさいよ…。」
そう言いながら菖はヒラヒラと手を振り自分の席についた。
あ、あやめぇ……
好きな子とか言うなバカッ…
「っ…あいつ……」
『好きな子』という文字に梓は反応したのか顔を赤くしている。
なんか…可愛いんですが……。
「蓬さん…っ」
「は、はひぃっ!」
シーン…
はひぃってなんだよ私ッ!!!!

