絢斗君は怒るだけで行動には表してくれない。 な、なんでよーっ!! 「和泉柔らかーい」 桃架君はそう言ってお腹を触る。 や、やめっ…まじお腹超出てるから!! 「いっ和泉は俺の彼女(女)なんだよ! さっさと離せーっ!!」 絢斗はそう叫ぶと桃架の上に座らされている和泉を引っ張り走り出した。 グイッ 「あっ…和泉~!」 桃架の声は周りの騒ぐ音に揉み消された。 「井澤先輩って見かけによらず一途なんだなあ… 今回は諦めてあげるけど、まだ容赦しないからね。」 桃架はフッと笑うとその場を後にした。