「今日さあ…仕事先の人に彼氏いるか聞かれたんだ……」 俯きながらいう和泉。 「……男?」 一気に不機嫌になる絢斗君。 「違う違うっ! 女の人だよ…」 そう言うと、なあーんだっというようにコロッと変わる絢斗君。 「6歳年下って言ったら変な顔された……。」 別に恋愛事に年齢なんて関係ないじゃん… 思いあってれば別に言いと思うんだけどな……。 「なにそれ…… 和泉悲しかった? それ聞いて……」 ギィ…… 絢斗は椅子から立ち上がり、和泉の隣に座りはじめた。 「…う……ん…」