「ごめんっ!」 陽希は部屋に入って来た瞬間いきなり私に謝ってきた。 …………えっ? 「ちっちょっとどうしたの陽希…っ?」 いきなり謝られた和泉は焦りだす。 「いや……あのさ…その、今絢斗とどうなってんのさ…」 ひきつった顔を和泉に見せながら喋る陽希。 陽希その顔からするとヤバいって事知ってるみたい…。 「あははっ…もう、ダメかも知れないよ……。」 嫌いとか言っちゃったしもう最悪でしょ…。 「……っごめん。」 なんで陽希が謝るの……?