そりゃあ…受験生だもん仕方ないよ…… …でも…、でもさあ… 寂しいよー…。 絢斗くーん… ここは私が大人にならなきゃ… 大人にならなきゃっ!! って言っても私もう成人迎えてるし……。 「うー… 絢斗君頑張ってぇー…」 今は応援するしかできない私。 頭脳的にも教えられるほどよくないし… つくづく私って頼れない女………。 私は机に伏せて項垂れた。