ズキンッ… 私がいったのに、絢斗君の顔を見たら悲しくなった。 「どこ行きたいですか?」 横から声が聞こえる。 一瞬私は考えたが、ふと疑問に思う事があった。 さっきの女の子。 麗那ちゃんは彼女。 彼女との約束が今日あった。 なのに私と遊ぶ……? 「ね、ねぇ絢斗君?」 私が絢斗君の名前を呼ぶと首を傾げてこっちを見る。 くそかわぇえ…ー。 「彼女との約束いいの…っ?」 走って逃げたけど……。