階段を上り、部屋に入ると俺は自分のベッドに和泉を適当に放り投げた。
ドサッ…
「きゃっ……」
和泉は顔を歪めながら倒れた。
多分…和泉を俺ん家に連れてくるのははじめてだ。
「あや…「彼奴誰だよ…?」
ギシ…ッ…
俺は和泉の上に跨がった。
その瞬間、変な空気が流れた。
「みっ水沢君はバイト先の子……」
「へぇ…彼氏に承諾も得ずに遊んでたんだ?」
俺はフッと笑った。
「それは……」
我ながら束縛と嫉妬が本当すげぇな。
俺が女だったらこんな俺(男)彼氏にしねぇけど…。
「…和泉には……本当にお仕置きが必要みたいだね?」
俺はグイッと和泉の着ている洋服を上に上げた。
「ッ!!」
本当はこんな事したくない…
けど…俺……
和泉が大好きだから…大好きだから確認したいんだ……。

