不思議に思っていると、絢斗君から静かな寝息が聞こえてきた。 スゥッ…… なーんだ… 寝に入ったんだね…。 気失ったのかと思ったよ…。 でも… 重たい……。 私も相変わらず太ってますけど、一応女ですから…。 頑張って、絢斗君を上から横にずらした。 「よい…しょ……」 案外楽に移動させる事ができた。 眠かったのかな…? 絢斗君を見て軽く微笑むと、私もいつの間にか眠りについていた。