絶対これ酔ってない…よね…? 「どうしたの絢斗君っ…」 近づいてくる絢斗を止めようとする和泉は、焦っている。 「別に…」 そう呟きながらも一歩一歩前に進む。 和泉は絢斗が近づいてくる度に後退りをする。 「な、なにもないならっ…近づかなくてもぉ……」 苦笑い……。 だって苦笑いするしかないじゃんっ… しかももう後ずされる距離少ないし… それに…運悪く後ろは私のベッド………。 「俺に近づいてほしくない?」 絢斗君っ…… トンッ 「わっ…」 絢斗君は私の両肩を手で押してベッドに倒した。