私の彼氏は小学生!?





「なんで陽希に優しくするの?」




え……?




「どうして…」




陽希は弟…



「俺だけには優しくしてくれないの…?」




多分さっきの…

だよね………?



私が陽希の口を拭いたから…。




「だって…陽希は弟…」




私がそう言うと…



「それでも一人の男だよ…?」




で、でも…っ…




「……俺だけに優しくしてほしい…」




真剣な顔付きで呟く絢斗。



「あ、絢斗く…」



酔ってるの…?




「……」



絢斗君……?



絢斗君が私に近づいてきた。