「えと、酔ってますよね?」 そう尋ねると… 「えぇ~? 酔ってなんかないです~あははあははっ」 テンションおかしいッス。 陽希目が開きすぎてるぞ…。 そりゃ驚くよなぁ。 私は未だに台所にいるお母さんに声をかけた。 「お母さーんッ! このビンの中身お酒だったよーッ!!! 絢斗君酔っちゃったから私、部屋連れてくねーっ!」 お母さんはビックリしたような表情をしたりして、謝ってきた。 「絢斗君…部屋行こっか?」 目を絢斗君に向けた。 「いくいくーっ!」 …絢斗君のキャラじゃない…。