東口に到着した私は絢斗君を探している。 「…どこ?」 あんな美形で私のタイプならすぐに分かるはずなんだけど…… すると遠くから… 「ちょっとっ私との約束断ってまで会いたい女って誰なの!?」 あらぁ… 幼い声で問い詰め方大人びてるうー… 「麗那(れいな)は気にするなよ… なんで一々ついてくるわけ…」 ……ん? 「だって私は絢斗の彼女じゃないっ!」 シーン… 「こ、こんにちは…あはっ…は…」 まさかの絢斗君だったのか……。