「私…あんたの事絶対許さないからっ!!」 …え……? 麗那ちゃんは右手を大きく振り上げて、勢いよく私の左頬をビンタした。 パンッ… 「なっ…… ちょっと君和泉になにするのよ!?」 菖が前に出ようとしたけど私はそれを止めた。 「菖……いいの…」 多分…… 麗那ちゃんを見る限り… 絢斗君に振られたんだと思う… 目なんか腫れてて… 目の下にもクマができてる…。