バタバタッ 「私化粧下手だあっ…」 自分の姿を見て呟く和泉は急いでいる。 何私ってば小学生ごときに緊張してんのよ…っ…。 まあそりゃ多分美形過ぎたから…。 私なんか中の下くらいかそれ以下だし。 多分きっと陽希に持ってかれたんだ…。 くそーッ! 可愛くなりてぇ~ッ!! 「…ゃやばッ!! 後20分で10時だしッ! 早く東口行かなきゃ… 「行ってきますッ!!!」 バタンッ! 勢いよく和泉は家を飛び出した。