トランプの後、学校の先生や友達の話で盛り上がった。

みんなはそのまま一人、また一人とゴロンと寝ていった。


俺もその場で寝てしまった。






パチッ


まだ夜中なのに目が覚めてしまった。


「トイレでも行こ…。」


俺は身体を起こし、寝っ転がっているみんなを踏まないようにそうっと歩いた。




―ガチャ


俺はトイレを済ませ、みんなの側へ行くと、


「なんつー格好で寝てんだよ。(笑」


瑠羽が子猫のように丸まって端で寝ていた。


俺は瑠羽を抱えベッドに持って行った。


『うわッッ軽ッッ!!
こいつ何でこんな軽いんだよ。』


身体は女みたいに柔らかいし、肩もウエストも腰もキュッと締まっている。
透き通るくらい白い肌に長い睫毛、ぷっくりとした唇。


マジで女みたいだ…。


俺はそっと瑠羽ベッドに寝かせた。


浴衣がはだけてる…。


瑠羽の浴衣を直そうと触れた時、胸元に白いものが見えた。