『俺、竜也と…「グーパーしよー♪」


私の声を遮って、麗がいきなり声をあげた。


グーパー!?
竜也と同じ部屋じゃないとバレんじゃん!!


竜也〜(泣


目で竜也に合図を送るが、
“諦めろ”
と口パクで言われてしまった…。



もうここは開き直るしかない!!


運がよけりゃ竜也と同じ部屋になれるもんね!!!


麗「じゃあいくよ♪せーのっ
グーパージャン♪」



竜→パー
秀→パー
麗→グー
隼→グー
翼→パー




私…→グー




神様は私に味方をしてくれないのね…(泣


私、こういう時に運が悪いんだよね…。


まぁ、バレなきゃ良いことだし。


竜也に協力してもらえばなんとかなるでしょ。




私達は鍵を手に持ち、エレベーターに乗った。