俺は事情を説明して「兄妹会議を開くからみんな俺の部屋に来い。」と瑠禾さんが言った。


部屋ではピリピリとした空気が漂っていた。


俺はとりあえず、
「作戦をたてましょ。」と言った。


そしたら


瑠禾「竜也…。もう兄弟なんだから“兄貴”って呼んで構わないし、敬語もいらないから。」


と言われた。


竜「わ、分かった…瑠禾兄…///」


俺はきっと顔が真っ赤になってるに違いない。


瑠偉「俺の事も瑠偉兄で良いから。」


竜「瑠偉兄…///」


俺は一人っ子だったから、ずっと一人で過ごしてきた。

だから兄妹ができて嬉しい…。


まぁ兄貴のシスコンぶりにはちょっと引くけど。


あきらか俺と瑠羽との態度違うし、常に抱き着いてるし。




竜「俺は仲間と一緒に瑠羽を守るよ。」


今回、瑠羽を守れなかったのは俺の責任だから…。


今度こそお前を守るよ…。


瑠偉「竜也…お前って良い奴だったんだな…(泣」


瑠偉兄が泣き真似しながら俺に抱き着いてきた。