「早く温まってきなさい!!風邪引いたら大変だからね。」
『う、うん。』
そのままママは脱衣所を出て行ったのでお風呂に入ることにした。
お風呂から上がり、身体を拭いてからママが用意してくれたキャミソールと短パンを履いた。
脱衣所を出ると目の前には全身濡れた竜也がいた。
『あ…。』
「……。」
―バタン
私が竜也の名前を呼ぼうと思ったら、私の横をスッと横切り、そのまま脱衣所へ入ってしまった。
『……。』
私はその場に立ち尽くしてしまった。
竜也と目があった時、鋭く冷めた目を向けられて何も言えなかった。
怖かった。
あんな竜也見たことなくて…。
柔らかく優しげな瞳を向けてくれる竜也は何処にもいなくて、胸が苦しくて目に涙が溢れた。
瑠羽は自室に戻ると目に溜まった涙がポロポロと後から後から出てきて抑えがきかなくなり、嗚咽を吐きながら泣き出した。
ずっと隣にいられると思ったのに。
『う、うん。』
そのままママは脱衣所を出て行ったのでお風呂に入ることにした。
お風呂から上がり、身体を拭いてからママが用意してくれたキャミソールと短パンを履いた。
脱衣所を出ると目の前には全身濡れた竜也がいた。
『あ…。』
「……。」
―バタン
私が竜也の名前を呼ぼうと思ったら、私の横をスッと横切り、そのまま脱衣所へ入ってしまった。
『……。』
私はその場に立ち尽くしてしまった。
竜也と目があった時、鋭く冷めた目を向けられて何も言えなかった。
怖かった。
あんな竜也見たことなくて…。
柔らかく優しげな瞳を向けてくれる竜也は何処にもいなくて、胸が苦しくて目に涙が溢れた。
瑠羽は自室に戻ると目に溜まった涙がポロポロと後から後から出てきて抑えがきかなくなり、嗚咽を吐きながら泣き出した。
ずっと隣にいられると思ったのに。


