☆男目線☆ 【完】

「想イハ伝エナイノ?」


『伝えたくても、竜也と私は兄妹だもん…無理だよ…。』


「ルウ…。」


クリスは私の片手をキュッと握った。


「大丈夫!!アナタタチ義理ノ関係!!血ハ繋ガッテナイ!!」


『でも、竜也は私の事妹か友達くらいにしか思ってないよ……。』


バチンッ


『い゙ッ』


クリスは両手を瑠羽の頬に叩きつけながら顔を包み込んだ。


「勇気ヲ持ッテ!!イツマデモ、ウジウジシナイノ!!」


クリスは頬を膨らませながら、小さい子を叱り付けるかのように言った。


『クリス…。』


「言ワナイト伝ワラナイ事ダッテアルンダヨ!!」


そうだよね…。


でもね、関係が崩れるんじゃないかって思ったら、一歩を進むのに戸惑ってしまう。