『竜也、手貸して?』
「?」
竜也は何の躊躇いもなく片手を出した。
私は竜也の手を両手で包みこみ、その中に息を吹き込んだ。
竜也の手が温まりますように…。
両手で竜也の手を擦りつけ、摩擦で竜也の手が暖かくなる。
途端に竜也の顔が真っ赤に染まった。
「なに…やってんだよ…。」
『え?温めてるの。』
「別に良いって。」
竜也はそっぽを向き、ポケットに手を入れて先へ行ってしまった。
私は小走りして竜也に追いつき、竜也の服の裾を掴んだ。
竜也は立ち止まると、私の掴んでいる手を払った。
「?」
竜也は何の躊躇いもなく片手を出した。
私は竜也の手を両手で包みこみ、その中に息を吹き込んだ。
竜也の手が温まりますように…。
両手で竜也の手を擦りつけ、摩擦で竜也の手が暖かくなる。
途端に竜也の顔が真っ赤に染まった。
「なに…やってんだよ…。」
『え?温めてるの。』
「別に良いって。」
竜也はそっぽを向き、ポケットに手を入れて先へ行ってしまった。
私は小走りして竜也に追いつき、竜也の服の裾を掴んだ。
竜也は立ち止まると、私の掴んでいる手を払った。


