☆男目線☆ 【完】

「まぁ、瑠羽には優しくしてるつもり♪」


『はぁ…。』


「もう目元大丈夫?」


氷を目に当ててから5分が経っていた。


鏡を見ると、大分マシになったと思う。


でもこのままだと接客に影響が出るので、目元にコンシーラーを塗り、薄くファンデを塗った。


マスカラはウォータープルーフの物だったから、落ちていなかった。


「もう大丈夫?」


『うん。本当に心配かけてごめんね。』


「ううん♪泣きたい時はいつでも胸貸すから♪」


紅輝さんはそう言うと手を広げて胸を張った。


なんだかそれが可笑しくて、つい笑ってしまった。


「ふふ、やっぱり瑠羽には笑顔が一番だね。」


紅輝さんは柔らかく微笑むと、優しく頭を撫でてくれた。