―コンコン 『はい?』 「俺。」 私は身体を起こし、ベッドに座り直した。 『竜也?』 「ん。」 『どうぞ〜』 ―ガチャッ 竜也は短く答え、ドアを開けると、そのまま私のベッドに腰掛けた。 ギシッと音が鳴り、スプリングが軋む。 竜也はお風呂から上がったばかりなのか、まだ髪が濡れている。