☆男目線☆ 【完】

瑠禾「大丈夫か!?瑠羽!!梓!!」


お兄ちゃん達が駆け寄ってきて、竜也が私を抱き起こした。


隼人と翼、麗、日向はまだチャラ男を殴っている。


私は目尻に溜まった涙をポロポロと流し、竜也の胸に抱き着いた。


『こわか……った……』


竜也は私の背中に腕を回し、フワリと包み込むように抱きしめてくれた。


私の小さな身体を、壊れ物を扱うかのように優しく優しく背中を撫でてくれた。


私は竜也の胸の中で気が済むまで泣き続けた。




竜「瑠羽は泣き虫だな……」


竜也はポンポンと優しく頭を撫でて柔らかく微笑んだ。




涙が止まり、頬に伝っていた涙が渇いた時私は今の現状を思い出し、勢いよく竜也から離れた。


『ごっごめんっ』


私は手を顔に持って行き、紅潮した頬を隠した。