☆男目線☆ 【完】

「お久しぶりです、城ケ崎さん。この度はパーティーにご招待していただきありがとうございます。」


「いやいや君は来てくれると思っていたから嬉しいよ。」


今回はこの人が開いたパーティーか。
社交界のパーティーには縁が無いと思っていたけれど、こんな形で体験できるとわ。




「それにしても、お隣りにいる綺麗なお嬢さんはどちらの御令嬢で?」


「この方は私の通っている高校の理事長の娘で私の彼女です。」


は!?


はぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!??


神谷会長が私の華奢な肩に手を回した。




ボソッ
『ちょっとッ』


私は小さな声で会長に耳打ちしようとしたが手で遮られてしまった。




彼女ってどういう事よーーーッッ