「なんかニヤニヤしながら教室戻ってったけど。 野乃香によろしくって」 ・・・あのやろう! よろしくってなによ! 「まぁお前は店行ってこい。 なんか変な客に絡まれたら俺が守ってやるから。」 坂口が背中を押してくる。 そんなこと言われたら私、本気にするよ? 「ホントに守ってくれんの?」 「当たり前。 じゃあ行ってらっしゃい。」 私は背中を押されながら店に入る。 店内を見回すとそこらじゅう人、人、人。 なんだかお客多すぎない?