憧れの恋 ―私はあなたが必要です―





気がつくと私は保健室のベッドの上にいた。



あれっ私、あれからどうしたんだっけ?



起き上がろうとすると、頭の奥が鋭く痛む。



「まだ起きるなよ。どうせ立てねぇだろ。」




その声のする方には、腕に包帯を巻いた坂口が座っていた。



「ねぇっ!私・・。」


「先生が来たあと、お前意思なくなったんだよ。



軽い脳震盪(ノウシントウ)らしいけど、しばらくは絶対安静な。」


そうか、あのとき意識がとうのいて。



あれっでも、私どうやってここまで来たの?