あの日、、、
尚がボロボロになって
家に帰ってきた日───



俺は最初にあいつの異変に
気がついたんだ。

肩をかばっている…?

もしかして…



予感は的中

あいつは野球ができなくなった





兄貴として、俺にできることは
あいつがぽつりと吐く言葉に
いち早く気付くことだった。

すべてを、聞くことだった。