小さな屋敷の縁側で、はらはらと雪が舞落ちる空を見上げる青年… 彼こそが、京の都で【蒼き狼】と恐れられてきた沖田総司だ。 剣を奮っていた逞しい腕は痩せ細り、肌には血の気がない。 こんな彼が、何人もの命を奪ってきたとは誰も想像がつかないだろう…