~鈴side7~



壁を背もたれにして、フローリングの床に座り込む。


「はぁー、何か疲れた。」


ため息をつきながら、私は呆然としていた。


…気が付くと時間は、朝の6時。


「もう、こんなに時間が経っちゃったんだ…。」


私は早めに学校に行こうと準備を始めた。


何かそういう気分なんだよね。


顔を洗おうと、洗面所に行くと…


腫れぼったい瞼(まぶた)をした自分の顔が鏡にうつる。


「…ヒドい顔。」


私は顔を洗って、歯を磨く。それから、制服に着替える。


…準備が終わり、学校に向かう。